
少しずつ春の訪れを感じる3月28日(月)、ぽかぽか陽気のなか毎月末恒例のお寺ボランティアに行ってきました。いつもお世話になっている宝蓮寺さん(京都市下京区)です。今日はお彼岸明けということで、お墓の掃除をさせていただきました。

お彼岸の間にお参りした方がお供えになったお花の数々、日にちがたってしおれてしまったり枯れてしまったりと少しかわいそうな姿です。そこでこの日、お寺のお墓をすべて見て回ってからお花の片付けをさせていただきました。
お墓を見て回りながら枯れてしまった花とまだ元気に咲いている花を分けてから片付け、一緒にお墓もきれいに掃除です。丁寧にお墓を回りながら花を選り分けているうち、自然とこれまでに経験した別れが思い出されます。祖父祖母、父母、親戚、それから知人の姿、悲しい別れと同時にいつまでも胸のなかで生き続ける人たちの姿に思いを馳せました。
1時間半ほどの作業で、お墓はきれいな姿となりました。この日は幸い、暖かな陽気で屋外の作業で心地よい汗と疲れを感じることもできました。いやあ、気持ちよかったです!
作業の後はお寺のご住職様や門徒さんとお茶を囲んでお話です。東日本大震災で被災した方々のご苦労や今の時代のしんどさ、そして温かな支援の数々。大変な状況だからこそ改めて感じられる人の心と姿でしょうか。震災で被災された方にお見舞い申し上げるとともに、犠牲となられた方のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
次回のお寺ボランティアは4月28日(木)、午後12時45分にJR丹波口駅改札前に集合です。私たちが遠い昔から「居場所」としてきたお寺にて、ほっこり作業したり交流したりしませんか。お気軽にご参加くださいね。お待ちしています!