
先月号のARUマガジンでお知らせした“何かはじまるデイ”。
一応、第1回を終えました。

次回からの正式な名称は、『ARU手仕事の日』です。
隔週で月2回、いずれかの金曜日に行います(ARUマガジンでお知らせします)。
最近、ARUの居場所を利用するメンバーが減少傾向にあり
「さて、どうしたものか?」というところから、今回のプログラムが立ち上がったわけです。
といっても、試行錯誤からのスタートです。
第一回から数回は、居場所になかなか来られなかったり、しんどい渦中にいるであろう仲間、
少しごぶさたな仲間に“絵手紙”を書こうということになりました。
「こんなん送ってきたら、余計しんどくなるやろか?」
「ギョッとするやろか?」「いや、うれしいんちゃう?」etc・・・と案じつつ、「気は心」と作業しました。
しかし、「絵を描ける」という仲間が思いの外おらず、
オマケに「何が始まっているんですか?」と何気にツッコミを入れられ(やってるやん!)、
「では、帰ります」と帰られ(待って~っ!!)、船出直後、座礁の心持ちでもありました(笑)。
今回、関わらせていただくなかで、社会資源としての京都ARUをどう育てていくか、
引きこもりの仲間をどう手助けしていくかについて、
皆さんが本当に真面目に真摯に考えておられるのだなと改めて感じています。
しかし、引きこもりはなにせ“炭鉱のカナリア”のように敏感なので(私のことです)、
どうすればいいのかなと思っています。
今後は居場所に出てきた仲間が、その時間心置きなく過ごせるよう、手持ちぶさたにならないよう、
「手仕事(作業)」をはじめ色々工夫していきたいと思っています(アイデア募集中!)。
よろしくお願いします。